コロナの資金繰り悪化は、消費者の自粛により売上を直撃したものであり
売上の急減によるものです。
取引条件改善交渉などではなく、借金を考えます。
資金繰り改善させる借金のポイントも、2点です。
- 1 新しいお金を借りる
- 2 今の借金の返済を緩和する
こちらも量的着目と期間的着目をミックスさせて
資金繰り改善に努めるとより効果がたかまります。
期間の長く、据置期間を設けてもらうことなどがイメージしやすいです。
あまり気づかない工夫を事例形式で紹介したいと思います。
<事例>
当初借入30,000,000円 返済期間60カ月 残債5,000,000円 毎月500,000円
当初借入30,000,000円 返済期間60カ月 残債10,000,000円 毎月500,000円
当初借入30,000,000円 返済期間60カ月 残債15,000,000円 毎月500,000円
合計毎月返済額1,500,000円
↓
3本の融資残30,000,000円を1本にまとめて借換をすると
融資額30,000,000円 返済期間60カ月 毎月500,000円
↓
毎月返済負担が1,500,000円 → 500,000円に減額される。
借金の本数が多くなってきているのであれば、借換で1本化にする工夫をすれば資金繰りは大きく改善されます。
量×質で資金繰り対策の効果を上げコロナ対応を図っていきましょう。