~調査当日の対応~
税務調査官はむやみやたらに調査に入るわけではありません。
何等かの目星をつけて調査に来ます。
例えば所得金額が実際に生活できる金額ではないとすると、
必要経費が 適正に計上されていないとか、
売上が過少計上である可能性がある場合等が挙げられます。
当日の流れとしては・・・
- 調査官にもよりますが最初はブッチョウズラで”怖い”と
感じることもありますが、臆することなく、
隠し事せずに正々堂々と真摯に対応しましょう。
- 最初は業務内容のヒアリングです。
所属していた会社、店舗、期間、
勤務体系(雇用orフリーランス(面貸)、
報酬体系(給与or歩合制)など、結構、細部まで聞かれます。
- 売上については「レジのシステムの種類」や
「支払われている金額の算定方法(売上 の○○%)」、
「日払いor月払い」、「現金or振込」などが」聞かれます。
- 経費については、基本的に「帳簿」を基に調査します。
その中で不明点があればヒア リングや証憑(レシート等)を確認します。
「これは業務(仕事)に関連するか」、
「この按分方法の基準は何か」など、
こちらも細部まで聞かれます。
税務調査は事前連絡があり、事前準備ができます。
そして、
「臆することなく、隠すことなく、正々堂々と」
対応すること。これが肝要です。
最近、フリーランス美容師の税務調査が増えていますので
準備しておくとよいでしょう。